第73回 清水みなと祭り 基本方針

　清水みなと祭りは、８月４日の清水港開港記念日に合わせて市民の将来への希望を込め、昭和22年に第１回が開催されました。
　昭和51年の第29回からは“新生みなと祭り”として実行委員会を組織し、多くの若い人たちがボランティアとして祭りに参画することとなりました。
　そして昭和62年第40回「港かっぽれの誕生」へとつながり、今では２万人もの老若男女が市内外から集まり、熱く・燃え・踊る祭りとなっています。
　総踊りの他にも、日の出埠頭を中心とした海のイベントや海上花火大会など、毎年70万人を超える人出で賑わう静岡市最大級の夏行事に発展しています。

　このように長きにわたり皆さんに楽しみ、盛り上がり、親しんで頂いてきた清水みなと祭りですが、新型コロナウイルスの影響により２年続けての中止という事態となってしまいました。実行委員会としても検討を重ねる中で再確認したことは、この祭りがいかに多くの市民によって築きあげ、受け継がれてきたのかということで、この熱い思いはこれからも変わることはありません。開催に向けての課題はありますが、清水みなと祭りの目的である「清水の発展と市民の元気を祈る」を、市民総参加で実践し創っていきたいと思っております。関係各位、参加者、そして市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

　第73回清水みなと祭りが、この夏一番の大切な思い出になりますことを期待しております。

清水みなと祭り実行委員会 実行委員長

平　岡　 　新